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「たのしい」を集める

今週は読書強化週間!

夏休みが終わってしまいました

一週間という長いお休みをいただき、充実した日々を送れました

 

夏におでかけすると、くたくたに疲れて溶けてしまいかねない普段インドア派のわたし

お外にお出かけもしたのですが、もっぱらおうちに篭って読書でした

 

読書強化週間

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◦家族シアター

家族シアター

家族シアター

 

家族についての短編小説
姉妹の複雑な感情や母と娘の葛藤、孫と祖父のほっこり話など、身近に起こりうる家族の話を丁寧に切り取った作品
共感するおはなしや、おもわず喉の奥がぐっと熱くなるおはなしばかり
どの家庭も何気ない日常に数々のドラマがあって、とるに足らないことが大切だと気づくそんな小説

 

 

◦コーヒーが冷めないうちに

コーヒーが冷めないうちに

コーヒーが冷めないうちに

 

とある街の、とある喫茶店の、とある座席には不思議な都市伝説があった
その席に座ると、望んだとおりの時間に戻れるという
ただし、そこにはめんどくさい……非常にめんどくさいルールがあった

とある喫茶店の中で繰り広げられるおはなし
なんでこんな狭い世界観なのかと思ったら、とあるお芝居が元になっているのだとか
個人的には「夫婦」というおはなしがぐっときました

近すぎて言えない、過去に戻って確かめたい、そんな思いってあるなぁと…
自分の未来を変えていきたいと思う作品でした

 

 

◦たそがれどきに見つけたもの 

たそがれどきに見つけたもの

たそがれどきに見つけたもの

 

こちらも短編集
タイトルに惹かれて手に取った作品
40-50代男女の、悲哀に満ちたおはなし

痛々しくも愛すべき大人達が描かれています
「自分はまだ大丈夫」という、切実な思いが痛々しくもなんとなく愛おしい
表題の「たそがれどきに見つけたもの」が一番どきりとした

 

 

◦リバース 

リバース

リバース

 

湊かなえ作品をほぼ網羅しているわたし、久々のヒット作!
ニアミスの女王の名にふさわしいほどの後味の悪さ

告白ほどの衝撃はないものの、後半の疾走感は素晴らしい
救われないラストにもやもやすること間違いなし!

 

 

 ◦ままならないから私とあなた

ままならないから私とあなた

ままならないから私とあなた

 

はじめての朝井リョウ作品でしたが、すごく読みやすかったです
2作おさめられているのですが、どちらも非常に現代的な作品

個人的に表題よりも、最初の「レンタル世界」が好きでした 
一見いびつに見えるけれど、レンタルしてでも守りたい世界があって…
世の中って案外、そういういびつなものの塊でできているんじゃないかなぁ
本音だけで生きられるのが理想だけれど、嘘も嘘じゃなくなるような…

年代で感想が分かれそうなので、いろんな年代の人に読んでもらって一度感想を議論したい作品です

 

 

◦ツバキ文具店 

ツバキ文具店

ツバキ文具店

 

「代書屋」を営む鳩子と、そのまわりのひとたちのおはなし
舞台は鎌倉。小川さんの丁寧な描写に、読んでいて鎌倉の風景がありありと目に浮かびます
「代書屋」ってなんだろう?と思って読み進めると、実際に鳩子が代書した手紙なんかが出てきて、「そういうことか」と納得させられます
手書きの文字って、その人が表れるっていうけれど、代書でも心が篭っていれば思いは届くのだなと…

なんだかよくわからない説明になったけれど、人と人とのアナログな絆をぜひ体感してください

 

 

 ◦いちご同盟

いちご同盟 (集英社文庫)

いちご同盟 (集英社文庫)

 

はじめて読む三田作品
有名どころの「いちご同盟」を手に取りました
四月は君の嘘」のモデルとなった作品でもあります

きっと、中学生の時期に読んでいたら、わたしの心に上手に寄り添ってくれたんだろうなと思う作品
思春期ならではの、傷つきやすさ 、死への憧れ、甘酸っぱい恋
透明で今にも消えてしまいそうな繊細な十五歳の少年少女
なんだか、みずみずしいなと思うのは大人になったからなのかしら…

 

 

◦タイニー・タイニー・ハッピー

タイニー・タイニー・ハッピー (角川文庫)
 

疲れたOLさんに読んでほしい小説
大型ショッピングセンター「タイニー・タイニー・ハッピー」を舞台にした短編小説
男女の関係や仕事の疲れ、何気ない日常生活に起こる一場面が描かれていて、共感できること間違いなし

劇的な変化は無し、ものすごいハッピーエンドもない
ただ、小さな小さな幸せを見つけて育んでいこうと前向きになる作品です

 

 

 ◦そこへ行くな

そこへ行くな (集英社文庫)

そこへ行くな (集英社文庫)

 

タイトルからしておどろおどろしい短編小説集
平凡な日常が徐々に足元から崩れ去っていくような、不安定で心細い作品
「其処へいってはいけない」と「底へいってはいけない」 を掛けているような、なんとなくほの暗い日常が描かれています

後味が悪い作品が多いですが、「病院」はなんだか底に光が見えた気がする

 

 

◦黒笑小説

黒笑小説 (集英社文庫)

黒笑小説 (集英社文庫)

 

東野圭吾の短編集
ブラックジョークたっぷりで綴られた作品たち

最初の4作品はとある小説家の物語
売れない小説家と新人賞をとった小説家のおはなし
読んでいると面白いのだけど、当の本人になったらと思うとぞっとする…
そんなブラックジョークたっぷりな作品は、落ち込んだ日にぴったりです

 

 

 

 

 

合計10冊読めました!
短編集が多かったからか、するすると読めました

どの作品もおもしろかったのですが、「リバース」「ままならないから、私とあなた」「ツバキ文具店」がおすすめです!

 

お仕事の波の関係で、6月7月と本を全く読めていなかったので、この夏休みに本をいっぱい読めたのはよかったかも

今年中に100冊本を読もうと思ったら、1ヶ月に9.5冊…

なかなか厳しいと思うけれど、仕事の息抜きに本を読む時間を積極的に作りたいなと思います

 

  

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